当院が虫歯の治療において大切にしていることは3つあります。
この3つを実現するために取り組んでいる虫歯治療についてご紹介させて頂きます。
歯は一度削ってしまうと元通りには戻りません。そして、歯は削れば削るほど弱くなります。削る歯の量を極力抑えることが自分の歯を守る上で、とても重要になります。
虫歯は入り口が狭く、歯の中で広がっている「アリの巣形態」になっていることがあります。ただ、通常の治療の場合、ドリルのような専用の電動機器を使って大きく削ったりします。
しかしながら、当院では可能な限り歯を削らない歯科治療を実現するため、歯科用のドリルで歯の固い表面の入り口を最低限に削った後、スプーンエキスカベーターという虫歯を手作業で除去する道具を用いて、虫歯に感染したところを“掻き出す”ようにします。
虫歯に感染された部位は通常の歯に比べて柔らかくなります。機械ではその感触を見分けることができず、健康な歯まで削ってしまいますが、手作業でしたらその感覚がわかります。
健康な歯を出来るだけ削らず、虫歯だけを除去することができます。
このスプーンエキスカベータ-のもう一つの利点があります。それは、歯科医院の特有の「キュイーン」という大きな音を立てずに治療を行うことが出来ます。この音が嫌だという人はお子さんにも多いですが、大人の方も少なからずいます。精神的なストレスも軽減できるメリットがあります。
お口の状況に合わせて、YAGレーザー(インパルスデンタルレーザー®)を使用しています。このレーザー治療は痛み・不快感がほとんどなく、体に負担が少ない治療ですが、優れた殺菌効果があります。当院では虫歯が歯の奥まで侵食した根管治療時に主に使用しています。優れた殺菌効果で再発抑制効果や難治症例にも効果が期待できます。
当院では、治療を行う際に拡大鏡を使用しています。
拡大鏡は裸眼の約8倍の拡大視野で詳細を確認が出来ます。この拡大鏡を使用して虫歯に感染した箇所を精密に取り除いています。また、裸眼では見落としがちな小さな初期の虫歯も発見しやすくなりますし、詰め物や被せ物をする前の歯の形成も精密に行えるので、詰め物や被せ物の隙間から感染する虫歯(二次カリエス)のリスクを下げることが出来ます。
虫歯治療の際、最初の痛みは麻酔注射による痛みです。 麻酔による痛みは主に下記の2つがあります。
当院では麻酔注射をする前に表面麻酔を使用し、針を刺すときの痛みを抑えます。加えて、歯科治療において使用できる針の中で最も細い33Gの注射針を使用しています。これらの方法で針を刺すときの痛みを抑えています。
薬液の注入に関しては、電動注射器「アネジェクト」という機器を使用しています。多くの電動注射器の場合、薬液注入時の痛みを抑えるために一定のスピードで薬液を注入しています。ただ、患者様お一人おひとりの歯ぐきの硬さは異なるため、注入圧がかかりすぎて痛みを生じてしまう場合があります。一方で「アネジェクト」の場合、薬液が入るスピードをコンピューターで自動制御しており、歯ぐきの硬さなどに合わせて注入圧を自動的に調整しています。この機能により、薬液注入時の痛みを抑えることが出来ます。
「針を刺す時の痛み」「薬液を注入する時の痛み」の両方にアプローチをし、患者様の痛みを最小限に抑えることに力を入れています。
当院では、メディカルトリートメントモデル(MTM)というシステムを導入しています。このメディカルトリートメントモデル(MTM)は患者様の虫歯・歯周病のリスクを数値化し、患者様お一人おひとりのリスクに合わせて予防管理するものです。
私たちは徹底した予防管理で“患者様の幸せ”を健康なお口からサポートしていきたいと考えております。お口の事でお困りのことがあれば、お気軽にご相談下さい。
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