歯周病治療｜燕市の歯医者　齋藤歯科医院

５人に４人が歯周病！？

突然ですが、こんな症状ありませんか？

上記が一つでも当てはまる方は、歯周病のリスクがある方です。

実は、成人の歯を失う最大の要因は虫歯でなく、歯周病です。

自覚症状のない軽度の歯周病を含めると、８割以上の人がかかっていると言われています。

歯周病はどの年代でも発症します。加齢に伴うものでなく、感染症です。ただし、加齢とともに唾液の分泌量が少なくなり、口の中が乾燥して、歯周病菌が増殖しやすい環境になっていくので、高齢者では発症しやすくなります。

前述したとおり、軽度の歯周病では自覚症状がなく、自分自身で気づけません。そのため、気づいた時には、取り返しのつかない状況になっていたということが少なくありません。

一生自分自身の歯で食べていくには、「早期発見」「治療」そして、「予防」がとても大切です。

歯周病はお口の問題だけだと思っていませんか？あまり知られていないことですが、歯周病の悪さは口の中だけで留まらず、全身に様々な悪影響を及ぼします。

歯周病菌から放出される毒素、それに伴って体が反応して放出する炎症性物質（サイトカイン）などの人体に有害となる物質は血液の中に入って全身に流れていきます。これらの有毒物質は動脈硬化（血管の柔軟性がなくなる状態）を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害のリスクを高める報告がされています。

ご存知の方も多いと思いますが、心筋梗塞や脳梗塞などは重度の障害や死に至る怖い病気です。それらの怖い病気が歯周病によって助長されるというのは怖いですよね。

また、妊婦の場合、歯周病に罹患していると早産や低体重児出産のリスクを約７倍に増加させると言われています。

歯周病はお口だけに留まらず、体全体に影響するとても怖い病気です。

歯周病には大きくわけて４段階あります。段階ごとに症状と治療について記載します。

出典：(株)コムネット

出典：(株)コムネット

歯周ポケットの深さ	３～４mm
症状	歯みがき時に出血。歯がうずく。歯ぐきが赤く腫れている。ただし、痛みは伴わない。
治療	歯医者さんでの歯の表面や歯の根の周りに付着した歯垢や歯石の除去。

出典：(株)コムネット

歯周ポケットの深さ	５～７mm
症状	水がしみる。歯みがきをすると出血する。歯ぐきが腫れる、治るを繰り返す。歯がぐらつく。口臭がする。
治療	麻酔をし、歯と歯ぐきの奥深くの歯石除去。状況に応じて、外科的（手術）な治療。

出典：(株)コムネット

歯周ポケットの深さ	７mm以上
症状	歯がぐらつく。歯ぐきを押すと白い膿が出る。口臭が強くなる。歯みがきをすると出血する。歯が長くなったと感じる。歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい。歯が自然と抜け落ちた。
治療	歯垢・歯石除去、外科的な治療を行う。状況に応じて、歯を抜く（抜歯）ことがある。

歯周病は糖尿病や高血圧と一緒で生活習慣病と言われています。どんなに素晴らしい治療を受けたとしても、日々の生活で自分の歯をしっかりとメンテナンスが出来なければ意味がありません。

残念ながら、ご自宅でのお口のケア（歯ブラシやフロス等）では落としきれない汚れ（プラーク）があります。そのため、３～６カ月ごとに定期的に歯医者さんでのお掃除をお勧めしています。

当院では、メディカルトリートメントモデル（MTM）というシステムを導入しています。このメディカルトリートメントモデル（MTM）は患者様の歯周病・虫歯のリスクを事前に予測し、患者様お一人おひとりのリスクに合わせて予防管理するものです。

私たちは徹底した予防管理で患者様の幸せを健康なお口からサポートしていきたいと考えております。お口の事でお困りのことがあれば、お気軽にご相談下さい。

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